巻観光協会-会員ファイル⑦蒲原ガス株式会社 『ガス展』2024

今回は、ガス器具の取り扱いやサービスを展開する地域密着の企業<蒲原ガス>さんにお邪魔して、毎年恒例の人気イベント『ガス展』などについてお話を伺いました。

蒲原ガス本社社屋

蒲原ガスさんの本社屋はまだ新しく、2019年にそれまで隣接していた<いもじ自動車>様の移転に伴い敷地を拡大、新社屋を建設したのだそうです。

社屋に入ると、広々とした空間に沢山の社員さんが。

取締役の田邉部長が直々にお出迎え(!)

蒲原ガスと『ガス展』


今回お話してくださったのは、毎年恒例となっているイベント『ガス展』実行委員長の杉戸次長、そして大澤営業部長、工務部高橋次長、小山係長、総務部田邉部長の皆さん。そして営業部女子社員の澁川さん(右)と森山さん(左)。

―今日は週末のイベント準備で大忙しの中、取材対応ありがとうございます。
まずは、蒲原ガスさんについて詳しく教えていただけますか?

杉戸実行委員長「はい、弊社は巻、西川、岩室地区を中心とした西蒲エリアをはじめ、弥彦地区、南区、燕地域の一部などでガスの提供を行っております。都市ガス、天然ガスの普及・推進、そしてガス器具などの販売および設備工事が主な事業です。」

「創業は1949年(昭和24年)ですので、今年で75年目になりますね。資料がありますが、戦後間もなくの当時はこのように周りに何もないような時代で、木造の小さな社屋からスタートしたようです。」

―75年!時代を感じさせる貴重な資料ですね。地元民としてはこのガスタンクと社屋は馴染みがありますね。

田邉部長「今はこの大きなガスタンクはここには無くなって、新社屋が出来てからは線路脇の旧社屋には<株式会社ガスサービス>という子会社が入っています。敷地が拡大したことで駐車場も広がり、本社および本社屋で大きなイベントを開催することが出来るようになりました。」

―なるほど、それが今回の『ガス展』ですね!

杉戸実行委員長「はい、この『ガス展』は、暖房機器などのガス器具や乾燥機、キッチン周りの機器などのご紹介や販売はもとより、参加型のイベントとして地域の皆様と交流を図ることをテーマとして掲げている弊社独自のイベントです。以前は年1回の開催だったんですが、近年は春に1回、秋に1回と計2回開催していて、昭和42年から今回で開催56回を数えます。」


―とっても賑やかなイベントで、たくさんのお客さんが集まっているイメージですよね。
『ガス展』というネーミングが直球で面白いですが、ダンスステージや和太鼓、たくさんのキッチンカーなどが集まり、まるで地域のお祭りのような楽しいイベントですね。

杉戸実行委員長「当初は暖房機器などの「販売フェア」として始まり、回数を重ねるうちにだんだんと地域の皆さんと一緒に楽しめる参加型のイベントへと変わっていきました。若い子育て世代のファミリーや、ご年配のお客様にも好評をいただいていて嬉しいですね。
もちろん、社屋内では弊社専門スタッフが最新の暖房や乾燥機などの設備機器のご紹介や販売も親切丁寧を心掛けながら実施しております。」

小山係長「社内でYouTube、インスタグラムなどのSNS広報チームをつくり、イベント情報を発信しています。蒲原ガス本社会場とガスショップ巻店の2会場で2000人のご来場を目標に…より楽しい会場づくりと情報発信をしていきたいですね」

大澤部長大事なことは、地域の皆様に日頃の感謝の気持ちをお伝えし、楽しんでいただくこと。そんな思いでこのイベントを実施しています。」

―ガス展のチラシを拝見すると、ガス器具の紹介の中に「タンくーぽん」という記載がありますが、これはどういった意味のネーミングなんですか?

小山係長「これは、弊社にガスタンクのタンくんというゆるキャラがおりまして、そのキャラが元になっています。」

―へええ、そうなんですね!あっ、このキャラクターがタンくん。かわいいですね。

小山係長「実はこれ、弊社取締役の田邉がデザインしたキャラクターです」

田邉部長「すみません。どこかで見たことのあるような、ないような…そんなデザインなのでお恥ずかしいです…(笑)」

小山係長「弊社発行の「タンくーぽん」を利用して、ガス器具の販売企業をお客様にどんどん紹介しご利用いただけますし、結果、ガスサービスの提供につながり地域のインフラがより整っていけばお客様にとっての利便性が高まります。また、他にも地域の加盟飲食店さんやお店などでもご利用いただけますので、このクーポンをきっかけに弊社と地域のお店や企業・お客様のより良いつながりが出来るのかなと。」

―なるほど。親しみのある可愛らしいキャラ(しかも懐かしのガスタンク(^o^))と独自クーポンで地域がより豊かになるきっかけを考えていらっしゃるのですね。

ところで田邉部長は取締役という責任ある立場で大変ご多忙であろうかと存じますが、地域のイベントにもいつも積極的に参加されていて、加盟いただいている当観光協会でもこの度副会長に推され協会員からとても頼りにされています。ゆるキャラのデザインまでこなすとは驚きです(^^)

「私は暇なので…(笑)」などと謙遜される田邉部長から、引き続き設営中の会場の中を案内していただきました。

蒲原ガスの様々な取り組み

蒲原ガスさんでは、ガスのインフラ事業や『ガス展』以外にも様々な取り組みを実施されています。

▲地域福祉情報誌『お~い!』創刊号より

▲タン君通信 花育のご案内 お花の免許を持つ営業部の澁川さんが講師となり、子どもたちがフラワーアレンジメントを体験できる『花育(はないく)』も定期的に本社にて開催

※花育とは…「花を教材に生命や個性について、子どもたちに考えてもらう活動」を指します。

「地域のライフラインを支える企業として、これからも市民の皆様のために色々な試みを実施していけたらと思います。
まずは「ガス展」に遊びに来ていただくことで弊社により親しみを感じていただけたら幸いです。」


蒲原ガスの皆様、本日はお忙しい中どうもありがとうございました。
10月26・27日の週末二日間は、みんなで蒲原ガス『ガス展』へ!

(インタビュー・撮影:巻観光協会 小林)

【蒲原ガス株式会社】 会社概要

会社名:蒲原ガス株式会社
本社所在地:新潟県新潟市西蒲区巻甲4111番地
設立年月日:1949年(昭和24年)9月3日資本金1億8,000万円

【主な事業内容】

  1. 都市ガスの供給および販売
  2. プロパンガスの販売
    液化石油ガス販売事業者証
  3. ガス受注工事の施工
  4. ガス器具の販売

供給ガス13A 43.12MJ/m3
供給区域:新潟市西蒲区(一部を除く旧巻地区、旧西川地区、旧岩室地区、旧中之口地区、旧潟東地区)新潟市南区(旧月潟地区)新潟市西区(旧黒埼地区の一部)燕市(旧吉田地区、一部を除く旧分水地区)西蒲原郡弥彦村(一部を除く)
供給所
和納供給所…………新潟市西蒲区和納囲の内4223番地
吉田栄町供給所……燕市吉田栄町17号1号
砂子塚供給所………燕市分水学校町1丁目11番1号
簡易ガス供給地点…三島郡出雲崎町の一部(尼瀬、羽黒町他地区)
出雲崎営業所 三島郡出雲崎町米田143番地

電話番号

代表 0256-72-3337

総務課 0256-72-3337

営業課 0256-70-1000

開発課 0256-70-1000

供給課 0256-70-1010

お客さま設備課 0256-70-1014

ショールーム 0256-72-3807

出雲崎営業所 0258-78-4678

総務課・営業課・開発課 0256-72-7481

供給課・お客さま設備課 0256-70-1012

組織図
組織図
役員

代表取締役会長 敦井 榮一
代表取締役社長 高井 聡
取締役 大澤 直樹
取締役 田邉 稔
取締役 韮澤 健一
監査役 久保田 幸治
監査役 小出 清